こんにちはaricoです。
以前100均材料で作るゾンビマスクの作り方をご紹介させて頂いたのですが、今回はゾンビの衣装に関してご紹介したいと思います。
ゾンビマスクの作り方はこちらの記事で紹介しています。
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ゾンビ衣装の作り方
ゾンビの衣装と聞くとやはりマイケルジャクソンのスリラーのPVを思い出さずにはいられません。(ほんっとに格好良いですよね。)
もちろん私たちもそのイメージだったのですが20人近いメンバーが居るので
衣装を一から手作りするということは時間的にもきついので、簡単に出来るだけお金をかけずに済むように、みんなで要らない服を持ち寄り加工して作りました。
多かったのは旦那さんのワイシャツやスーツやスラックス(笑)
女性用の服があまり集まらなかったので、安いリサイクルショップで黒のレースやベロア生地やサテン生地の洋服を買い集めて、ボロボロに加工しています。
マイケルの赤い革ジャンらしき上着は、メンバーの中学だか高校だかのジャージなんです。
ジャージに、赤と黒のビニールテープを全体に貼り付けてマイケルの革ジャンを表現しています。(赤いブーツは私物)
何となく外国のお葬式をイメージして衣装を集めました。黒の手袋や、チュールやリボンなど、よく見ると可愛い衣装なんですよ。^^
そして、私の義理の母がコーラスの発表会で使った白いドレスを提供してくれたので、目立つようにダンスの上手い背の高いメンバーに金髪のウイッグと合わせて着てもらいました。
ドレスはゾンビマスクを着色した時に使ったパステルを粉末状にして手のひらに付け、その手でドレスの裾の方を汚しています。(ゾンビが墓場から出て来るのかと思い・・)
またゾンビマスクを作る時にもやったように、赤い絵の具を筆でポタポタと落としたり、弾かせたりしています。
何名かはワイシャツとジャケットのパンツスタイル。
スラックスもダボっとして可愛いのですが、タイトなブラックデニムと合わせるとカッコ良かったです。
シルクハットはメンバー自ら調達してくれて良い感じに。笑
サスペンダー付きのショートパンツもキュートでした。インナーの白シャツも派手に破いて、絵の具で着色しています。
これらの衣装は全て既製品をハサミで切り刻んで、その後パステルで汚して、絵の具で血を演出しています。
特に難しいことはないのですが、衣装をハサミで切り刻むときにちょっとしたポイントがあるのでご紹介します。
ゾンビの衣装の特徴は切り刻んだ布が垂れ下がっているのがポイントになっています。
踊る際に邪魔になるのですが見栄えがするので、これでもか!というくらい布のブラブラ感を意識しました。
衣装の刻み方
衣装の切り込みの入れ方をボロ布でご紹介します。
よく切れるハサミを使うのも重要です。私は愛用しているキッチンばさみがめちゃくちゃ重宝しました。
これが切り刻む衣装だとします。↓
普通にハサミで切り込みを入れてしまうと大抵こんな風になってしまいます。これでは単調すぎる上になんだか不自然な感じもしますよね。
下からハサミを入れるとどうしてもこんな感じになってしまいます。
なので、はさみを入れる場所を裾より上の位置に持って来るようにして下さい。そして布をつまんで少し切り込みをいれます。
切り込みを入れた穴を少しずつ広げて行って、
ちょっと極端になってしまったのですが、切り込みを入れた部分の布が下に垂れるように考えて切り込みをいれます。
布を何重か寄せてハサミの先の方で、切り込みを入れても良い感じになります。
ポイントは布が垂れ下がるように切り込みを入れるです。^^
子ども向けには、切り刻んだ衣装よりもやっぱりこんな可愛い衣装が良いですね。
そもそもの始まりは、私が所属していたダンスサークルで「スリラー」を踊ることになり、そのメイクと衣装をなんとか考えて欲しい・・というのが事の発端でした。
ダンスのメンバーにメイクをする自信は無かったのでそこはマスクで顔を覆うことにしたというわけです。
20人近くダンスサークルで、衣装を早く安く調達するには古着が一番。リサイクルショップだと100円からいろんなお洋服があったので、選ぶのが楽しかったです。
本番当日、20人近いゾンビが登場すると会場はすごいざわつきで大成功でした。
今となっては良い思い出です。^^