こんにちはaricoです。
こども服ってサイズが小さいので大人の服と一緒に収納しづらいですよね。
特にハンガーにかけてラックに吊るす場合、こども服は丈が短いのに幅は取るので下の空間はスカスカというアンバランスなことに・・。
また、子どもの上着などは頻繁に使うので、大人のものとは分けて収納したいところです。かといって、それ用にラックを購入するのも躊躇いますよね。
私もこども小さかった頃は今と変わらず賃貸だったので大袈裟なラックを置くスペースなんてもちろんありませんし、こども服の収納には困っていました。
そこで、とにくコンパクトで服がかけられるという最低限の機能のハンガーラックなら作れるかも、と思いホームセンターで材料を買ってハンガーラックを手作りしてみました。
当時作ったハンガーラックの画像は残念ながら無いのですが、同じようなハンガーラックが100均の材料だけで作れないか?と思い、再度作ってみました。
ちなみ、私が作ったハンガーラックは、カラーボックスやチェストの上に置いて使うタイプのハンガーラック。
子供服をかけるのでそこまで高さは必要ないという結論に至り、台の上に置いて使えるものを考えました。
新たにスペースを確保する必要はなく、ちょっと整理整頓すれば置くスペースは比較的容易に確保できると思います。
この記事では100均の材料だけで作った子ども用のハンガーラックの作り方をご紹介します。
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100均DIYで作るハンガーラック/用意するもの
私が昔作ったハンガーラックはホームセンターで材料を揃えたのですが、今回は忙しいママが材料を調達がしやすい100均で販売されている材料で作ってみました。
100均DIYで作るハンガーラック/道具
電動ドリルなどの工具があれば早いのですがそんな工具は無い!という方でも作れるように電動工具無し、釘無しで、作れるように考えてみました。
ですが、下記の道具は必要になります。
・金槌orミニハンマー
・彫刻刀の丸刀
(彫刻刀は小学校の授業で使うのでいずれ必要ですよ!)
・紙やすり(私は120番を使いました)
・定規(長くて金物だと〇)
・カッターナイフ(替え刃を新しくしてください)
100均DIYで作るハンガーラック/材料
ハンガーラックを作るのに必要な材料はこちら。
・板材600×6×120(ダイソー)・・・2枚
・木製丸棒2P(セリア)・・・3本
・すのこ32×32×1.5㎝(セリア)・・・1枚
板材は長いものが欲しくて、ダイソーとセリアをリサーチした結果、ダイソーで販売されている板材が一番長かったので、こちらを採用しました。
ダイソーとセリアの両方に行く必要がありますが、ごめんなさい。。
100均DIYで作るハンガーラック/作り方
今回作るハンガーラックは、「切る➡穴を開ける➡穴に棒を通す➡組み立てる」というステップで完成します。
100均DIYで作るハンガーラック/材料を切る
ダイソーで購入した板材を端から3.8㎝のところに鉛筆でラインを引いて、カットします。
板材は薄い桐材なので、カッターナイフの刃を出し気味にして、4,5回力を入れてしっかりと切り込みを入れると後は手で割れるくらいになります。
切り込みが浅いと割れないので、板材の9割くらいまではカッターナイフで頑張りましょう!
・定規のラインからカッターナイフが逸れないように注意して下さい。
・危ないので必ず下にカッターマットなどを敷いて下さい。
※持っているならノコギリでカットしてもらってもOKです
幅3.8㎝の板材を4枚とりました。断面や角をやすりで軽く磨くと手触りが優しくなります。
幅は3.8㎝としていますが必ず3.8㎝である必要はありません。少し太い印象になってもOKであれば、板材2等分でもいいかもしれません。(その方がカットする回数が減ります)
100均DIYで作るハンガーラック/穴を開ける
カットした4枚の板材に丸棒を通す為の穴を開けて行きます。穴は彫刻刀の丸刀を使って開けます。(丸刀なんか使ったの、何十年ぶり・・)
穴を開ける位置に円を描く
穴を開ける場所を均一にするために、厚紙でガイドを作ります。
幅3.8㎝、下から2㎝の位置にセリアで購入した丸棒の径と同じ円を書いてくり抜きます。(画像参考に)
4枚の板材の両端の表と裏、計8か所にガイドを使って円を書いていきます。
そして、板材の片方の端を斜めにカットする為のラインを引きます。角度は下から1㎝のところから斜めに引いてカットして下さい。(画像参考)
この場所もカッターナイフで繰り返し切り込みを入れてカットして行きます。
彫刻刀を使って穴を開ける
板材に描いた8つの円を彫刻刀を使って穴を開けて行きます。
下書きした円の外側に彫刻刀の丸刀を沿わせて、金槌やハンマーで彫刻刀の柄の部分を叩いて切り込みを入れて、円のラインを一周します。(ノミを打つような感じで使用します)
板材の裏側からも同じように描いた円の外側を丸刀と金槌を使って切り込みを入れて行き、合計8個の穴を開けて下さい。
必ず下に当て木やカッターマットを引いて下さい。
最初は慣れないと思いますが、何個か開けると要領が分かって来ると思います。
穴が小さい場合は丸棒の方をカッターなどで削れば何とかなりますが
穴が大きくなり過ぎるとブカブカで丸棒が穴から抜けてしまうので、大きくなり過ぎないように注意して下さい。
電動ドリルがあり、丸棒の径と同じくらいのドリルビットがある方はそちらをお使い下さいね。
100均DIYで作るハンガーラック/組み立てる
全ての板材に穴を開けられたら、組み立てて行きます。
丸棒がきちんと穴に入るように確認しておいてくださいね。(セリアの丸棒は柔らかいので、回しながら強引に穴に入れると結構入ります。)
組み立て①
板材の斜めにカットした方にある穴に丸棒を通します。丸棒の反対側にも板材を通します。
これを2セット作ります
組み立て②
↑このような状態にして下さい。両サイドの板材の斜めにカットした部分の向きを必ず揃えて下さい。
2つの脚を立てて重ねて画像のように丸棒を通します。この時板材のカットした部分が下記の画像のように、地面にきちんと接する向きになるように。
また、板材の重なる順番も両サイド同じになるようにして下さい。
完成
最後にセリアで買ったすのこを置いたら完成です。
すのこは、ラックの脚が開き過ぎないようにするためのストッパーにもなっているので、すのこの下駄部分が、ラックの脚の丸棒よりも外側に来るようにして下さい。
すのこの足りない部分が気になる方はお好みで足して下さい。
各丸棒の位置を調整してバランス良く立つ場所を探して下さい。これで完成です。
100均DIYで作るハンガーラック/まとめ
100均の材料だけで作るハンガーラックをご紹介させて頂きました。
私が過去に作った時はホームセンターで材料を購入したので、もう少しラックの高さを出すことが出来たのですが、
100均で販売されている材料では、この高さにするのが限界でした。
なので、0歳~2歳くらいまでのお子さんの衣類であれば問題なく吊るせるのですが
幼稚園くらいのお子さんの衣類だと、残念ながら裾がついてしまうものもあります。(ハンガーのデザインで多少異なりますが)
左:80㎝サイズの衣類
右:幼稚園で使用していたスモックと園帽子
作り方に大差は無いので、もう少し高さのあるラックにしたい場合は、板材をホームセンターで購入する方が良いですね。
ただし、ホームセンターで購入した板材だと彫刻刀で穴を開けるのは難しいので、電動工具が必要になってしまいます。
100均の材料で作っているので、あまりたくさんの衣類を吊るすことは出来ないかもしれませんが
使わなくなったら崩して簡単に処分も出来るので一時的に使用するのであれば、500円のハンガーラックはお財布にも優しいですよね。
改良できる点があれば随時、追記して行こうと思います。ここまでお読み下さってありがとうございました!^^