こんにちは、賃暮らし14年のaricoです。
以前、ホームセンターで大量のすのこを購入して大きい収納棚を作りました。その時の記事がこちら↓
すのこをばらして作ったのでかなり大変だったのですが、素材として軽くて扱いやすい点は非常に魅力でした。
特に、下穴なしでミニビスを打ち込めること、また打ち込んだビスを隠す必要を感じないこともすごく負担が軽かったです。
これまで、安っぽいイメージがあり積極的にすのこを使用することはあまり無かったのですが
今後はそういう考えは捨てて、いろいろ活用していきたいと感じました!
そこで、今回はDIY用品も多数販売されている「セリア」で販売されているすのこについて
セリアのすのこのサイズ
セリアのすのこの下駄のはずし方
セリアのすのこのつなぎ方 セリアのすのこの種類
に関してまとめています。
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セリア/すのこの種類
2021年5月現在、セリアで販売されているすのこは6種類です。
セリア/桐材すのこ
まずは桐材で出来たすのこが4種類、一番下の画像のすのこは小さなサイズのものが2枚セットになっています。
これらのすのこは軽くて柔らかく加工がしやすいのが特徴。すのこの下駄部分はボンドとタッカーで固定されています。
セリア/天然木すのこ
続いて、すのこの両サイドが丸くカットされているこちらのすのこは、桐材ではなく天然木と記されていて、桐材のすのこよりも重みがありしっかりしています。
いつ頃からこんな可愛らしいすのこが発売されていたんでしょうか・・?
こちらのすのこはボンドのみで接着されているのですが、かなりしっかりしています。
明るい木目が美しく、好きな方も多い北欧系のインテリアとも相性が良さそう。何か子ども用のアイテムを作ってみたくなるすのこですよね。^^
ただ、桐材のすのこよりもカットするのが大変そうな予感・・。
この天然木のすのこを使ったハンガーラックの記事はこちら↓
セリアすのこのサイズ
セリアで販売されているすのこサイズをそれぞれ見ていきしょう。すのこばらして1本にしたサイズも一緒に紹介しているので、参考にして下さいね。
画像では、すのこが水平に置かれていませんが、記載のサイズは水平・垂直に測った寸法です。ご了承下さい。
また、すのこの下駄の外し方(ばらし方)は次の見出しで紹介しているので参考にして下さい。
セリア/桐材すのこのサイズ
正方形タイプ
セリアで販売されている、桐材のすのこの正方形に近いタイプです。(正方形ではありません)このすのこは板と板の間隔が広いのが特徴。(かなりスカスカな印象を受けます)
このすのこは、下駄を外してばらした板材で、すのこの間隔を埋めることができます。
こんな感じ↓
このほうがすのこらしいヴィジュアルになりますね。
DIYの材料としてすのこを使用する場合も、この方が使いやすそう。
長方形タイプ
こちらのすのこも下駄を外して、板材をすのこの隙間を綺麗に埋めることができます。↓
板材をボンドで固定して、そこから加工しても良いですね。
こちらのすのこは、表示されている寸法よりも誤差があったので()の中に正確な数値を記載しておいたのですが、個体差がありそうので参考程度にして下さい。
ちなみにこちらのすのこも、正方形タイプのすのこと同じように、下駄を外してばらした板材で、すのこの間隔が埋められるのか試してみたのですが
若干、板材の幅がすのこの間隔よりも広くうまく入りませんでした。すのこの隙間を埋めたい場合はやすりで削る作業が必要になります。
ミニタイプ
最後に2セット入りの桐材ミニすのこ。
このすのこも下駄を外してばらした板材ですのこの間隔が埋められるのか試してみました。
結論は、間隔を埋めることは出来るのですが、中央の間隔と上段・下段の間隔で幅が異なるので不規則な隙間が出来てしまいました。
セリア/天然木すのこのサイズ
正方形タイプ
両端が丸い天然木のすのこの正方形タイプ。こちらも表示サイズより少し誤差がありました。正確なサイズはカッコの数値です。
長方形タイプ
こちらの長方形タイプも表示サイズより少し誤差がありました。正確なサイズはカッコの数値です。
セリアすのこ/下駄の外し方(ばらし方)
すのこを使ってDIYする方も多いと思います。
そのまま使うのももちろん良いのですが、すのこの下駄を外し方を知っているとすのこを板材として使用することもできるのでDIYの幅がグッと広がります。
また、材料費を安くあげることもできるので作りたいものによって、うまく使い分けるとコスパ良く制作することが可能です。
私も以前、ホームセンターで販売されているすのこを使ってかなり大きな収納棚を作ったのですが、すのこを使ったお陰で材料費は3500円程で済みました。
ホームセンターで販売されているすのこと、100均で販売されているすのこは下駄の外し方(ばらし方)が少し異なるので、ホームセンターで販売されているすのこのばらし方はこちらを参考にして下さい。
セリアすのこ/解体に必要な道具
100均で販売されているすのこをばらすのに必要な道具はこちら。彫刻刀の平刀とハンマー。
ネットですのこばらし方を調べると、マイナスドライバーを使う方法も紹介されていたのですが、マイナスドライバーではなかなか木に入って行かなかったので、私は彫刻刀の平刀を使用しました。
彫刻刀を使うと、スムーズに木に食い込んでくれますが、傷が付きやすいというデメリットがあります。
ただ、どんな方法であっても下駄を無理やり外しているので、外した面は綺麗とは言い難い状態です。
なのでそういう面は、見えない場所や目立たない場所で使うなりの妥協が必要です。
下駄の外し方
すのこ下駄を外して行きましょう。
①彫刻刀の平刀を、画像のように下駄との接着面に合わせます。
②手で固定して平刀の柄の部分をハンマーや金槌で打ち込んで行きます。
最初は打ち込んでもまだ下駄は外れないので場所をスライドし別の板材に移動しましょう。
③何か所かやっていると、下駄が外れてくる箇所があります。
一か所外れると後はやりやすく、力加減次第では一発で外れる場合もあります。(これが気持ち良い。笑)
なかなか、外れない場合はすのこを逆さまにして反対の方向から同じように平刀をあてて柄の部分を打って下さい。
④下駄が外れると、板材にタッカーの針が残っているのでペンチなどで抜いておきましょう。
⑤下駄を外した部分はどうしても凸凹してしまいます。やすり掛けをして面をならしておきたいところです。
私は60番で凸凹を取って、120番でかるく面をならします。そこまで丁寧にする必要はありませんが、DIYはひと手間かけるとより良くなりますよ。
セリアすのこ/天然木すのこのばらし方
両端が丸い天然木のすのこのばらし方も、やり方は同じです。
桐材のすのこよりも、接着剤で強固に接着されているので少し力が必要ですが、思い切ってやることがコツです。
何度もやってるうちに、力加減などが分かってきて楽に出来るようになります。
セリアすのこ/下駄を外して繋いだサイズ
ばらした板材を簡単にボンドで繋いでみたのでサイズの参考にして下さい。
桐材/正方形タイプ
下駄を外して繋ぐとこのようなサイズになります。↓トレーなどに程良いサイズですね。
桐材/長方形タイプ
下駄を外して繋ぐとこのようなサイズになります。↓
下駄を外して繋ぐとこのようなサイズになります↓
桐材/2セット入りミニタイプ
下駄を外して繋ぐとこのようなサイズになります↓
天然木/正方形タイプ
下駄を外して繋ぐとこのようなサイズになります↓
天然木/長方形タイプ
下駄を外して繋ぐとこのようなサイズになります↓
セリア/すのこのつなぎ方
すのこのつなぎ方を知っておくと、作れるものが広がります。縦につなぐ方法と横につなぐ方法をご紹介します。
縦につなぐ方法
繋ぎたいすのこの端にボンドを塗って、接着します。
すのこ端を垂直にカットしてから接着する方が隙間もできずしっかり綺麗に繋げます。
ある程度固定されるまで待ちます。
すのこと同じ幅の板材をつなぎ目の上に被せて接着。(下駄の高さと同じくらいの厚さの板材なら違和感も少ないです。)
ボンドを塗る部分に注意して下さい。
こびょうで固定します。
私が使用したのは13ミリのこびょう、指で押して木の表面に食い込ませてから打つと、打ち損じ少ないです。
こちらが縦につないすのこ。
すのこの端と端がしっかりボンドで接着されていると、ぐらつきもなく、棚などの側板に使えそうです。(あまりに重いものは乗せられませんが・・)
逆にすのこ同士の接着面に隙間があると、材で固定してもグラつきます。(経験済み)
横に繋ぐ方法
すのこを横につなぐ方法も考え方は同じです。
2枚のすのこをボンドで接着し、2枚のすのこに渡した板材をこびょうで固定します。
このような補助金具を使用して繋ぐ方法もあります。↓
ばらしてつなぐ方法
すのこをばらした板材同士をつなぐには、板材の側面にボンドを塗ってつなぎます。つなぐ時には、クランプ等で固定すると楽に綺麗に仕上がります。
↓これは100均のすのこではありませんが、やり方は同じです。
板が反ったりしているとめちゃくちゃやりにくいので、ある程度反りを直してから繋ぐ方が良いです。
棚板などに使用するのであれば、裏面から薄めの板を当ててこびょうで固定して補強します。
セリアすのこ/まとめ
セリアで販売されているすのこのサイズや下駄の外し方、すのこのつなぎ方に関してまとめさせて頂きました。
コスパの良いセリアのすのこを使ってあんなものがあったらな~というものが作れると、めちゃくちゃ嬉しいですし、お財布にも優しいですよね。
すのこで作りたい!という方の参考になれば嬉しく思います。
ここまで読んで下さってありがとうございました。^^