こんにちは賃貸暮らし14年のaricoです。
先日我が家のリビングの天井にダクトレールを取り付けて、新しい照明器具をお迎えしました。
部屋のインテリアを変えるのに有効な方法は床や壁やカーテンなど、大きな面積を占める部分に手を加えることで雰囲気を変えることができると思っていましたが
新らしい照明器具に変えたことで予想以上に部屋の雰囲気が変わることを実感し、もっと早く買い替えれば良かった~、と心底思いました。
そんな我が家の照明事情において強い味方になってくれたのがダクトレール!この記事は、
ダクトレールのアクセサリー ダクトレールの取り付け方
賃貸のダクトレールの選び方
に関してまとめています。
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ダクトレールとは?
ダクトレールは別名ライティングレールという名称で、長いレール上の内側部分に電流が流れる構造になっていて、そのレールに複数の照明器具を取り付けることが出来ます。
昔は店舗などで主に使われていましたが、近年は一般の住宅にも浸透し、ダイニングテーブルの真上に同じデザインの照明を複数吊るした食卓の風景を思い浮かべるとわかりやすいかと思います。(あの風景にめちゃ憧れました。)
なので、ダクトレールの照明はメインの照明とは別に補助的な役割(演出メイン)で使うもので賃貸暮らしの我が家には無縁のものかと思っていました。
ですが、賃貸でも取り付けることが出来て、補助的な照明ではなくメインの照明でも吊るすことが出来るということを知り今回購入に至りました。
というのもわが家のダイニングの照明がダイニングテーブルからかなりズレた位置にあり、座る位置によっては暗いな、と感じていたんですよね。
ダクトレールで照明の位置を動かせたり、複数の照明が取り付けられるならこの問題が解決できますよね。
賃貸に長いダクトレールを取り付ける方法はこちら↓
賃貸用のダクトレール
戸建て住宅などでは直接天井にダクトレールを取り付けたり、新築のお宅であればダクトレールを天井に埋め込みスッキリした見栄えにすることも可能ですが、
天井に傷をつけることが出来ない賃貸では、「簡易型ダクトレール」や「ダクトレール簡易取り付式」を
天井に付いている引っ掛けシーリングに取り付けることで照明を移動させたり複数の照明を吊るすことが出来るようになります。
賃貸向けの簡易型ダクトレールはその見た目でわかるように、レールの中央部分に丸いカバーが付いているのが特徴です。
天井のシーリングをこの丸いカバーで隠すように取り付けます。
ちなみに我が家が購入したダクトレールがこちら。
同じダクトレールでも少しずつデザインが異なるのですが
こちらのダクトレールはスッキリしたデザインと質感、さらにコスパも良くてダントツにおすすめです。
わが家はペイペイ祭りで1000円クーポンを利用し、また関西は送料無料だったので驚愕の2403円で購入できました。(安い!!)
ダクトレールの選び方
賃貸住宅向けの簡易型ダクトレールを購入する際に注意したい点がこちらです。
ダクトレールの色を決める 吊るしたい照明器具を先に選ぶ 天井から飛び出している配線器具の高さを知っておく 自宅の配線器具の形状を確認する
詳しく見て行きましょう。
自宅の配線器具の形状を確認する
賃貸住宅に取り付け可能な「簡易型ダクトレール」や「ダクトレール簡易取り付式」という商品を選べば良いのですが
賃貸住宅の天井であっても取り付け可能な配線器具の形状が決まっています。ダクトレールが取り付け可能な配線器具の形状はこちら。
わが家の賃貸住宅の天井にあるシーリングは④の丸型引掛シーリングです。↓
ちなみにシーリングとローゼットの違いはというと、取り付ける照明の耐荷重量の違いで名前が異なります。
シーリングだと5㎏、ローゼットの場合だと10㎏程度の照明まで耐えることができるのでシャンデリアのような重い照明を吊るしたいのであればローゼットでないといけません。
またローゼットには側面にネジ止めできる金具がついているのも特徴ですが、賃貸ではローゼットはまず設置されていないかと思います。
天井から飛び出している配線器具の高さを知っておく
天井から飛び出している配線器具の高さというのはこの部分です。
わが家が購入したダクトレールの場合、この高さが20ミリ以上38ミリ未満であれば取り付け可能となっていました。購入前に確認しておきましょう。
吊るしたい照明器具を先に選ぶ
ダクトレールを選ぶ前にどこを明るくしてどんな照明を使いたいか?を先に選ぶことです。
スポットライトのような照明なのか?ペンダントライトを複数吊るすのか?などを決めるとダクトレールの長さやデザイなどが選びやすくなると思います。
お目当ての照明がダクトレールに取り付けることが出来るのか?出来ないのであればダクトレールに吊るせるようにする為の変換プラグが必要になりますし、
また複数照明を吊るしたい場合は個々の照明のオン/オフが出来るようにするのか?などの問題も出て来ます。
参考までに私が購入した照明がこちらです。薄グリーンを2つ購入しました。
最後までどちらにしようかめちゃくちゃ悩んでいた照明がこちら。こちらのグリーンとで迷い2週間くらい決めかねていました。(グリーン好きなんです。)
ダクトレールに取り付けるには変換プラグが必要になります
同じくこちらの商品もコロンとしたフォルムとシンプルナチュラルな雰囲気に魅了されました。
値段も安いので3灯くらい吊るしたら可愛いだろうなぁとこちらも候補に入れていた照明です。
こちらの照明はダクトレール用と引っ掛けシーリング用と選べるので変換プラグ不要です。楽天市場の「sumairu光源」さんで購入するとコードの長さを選ぶことができます!
大抵の照明器具ってコードが長めに繋げられています。ダクトレールを取り付けて好きな照明吊るしてもコードの処理がこんな風になるのって残念ですよね。
なので予めコードの長さを選べるのは非常に嬉しいサービスだと思いました。
ダクトレールの色を決める
設置したい照明を決めたら、配線器具の形状と配線器具の天井からの高さを確認してからダクトレールを選びましょう。
ここでダクトレールの色も決めなければなりません。ダクトレールの色は大きく分けて3種類。
・黒
・白
・木目調
黒・白の2種類が主流ですが、木目調というのも数は少ないですが販売されています。
わが家はキッチンの換気扇のカバーが黒だったことと、吊るしたかったガラスペンダントライトとの相性も考えて黒にしました。
賃貸なので天井も高いわけではなく部屋も広いわけじゃないので黒にすると存在感があり過ぎるかも・・と心配だったのですが、
黒の方が質感もわかりにくく安っぽい感じがしないので黒で正解だったと思っています。
ただ、黒のダクトレールにすると購入予定の照明が白いプラグだったので、黒で統一する為に、このプラグ自体を外して黒のダクトレール用のプラグに付け替えています。
この白いプラグ部分の質感が残念ですよね。。
プラグの付け替え時にコードも必要な長さにカットしたので、プラグ部分もコードも非常にスッキリして大満足な仕上がりになりました。
ただ、プラグ部分の付け替えやコードのカットは電気関係の仕事経験もある旦那様にお願いしたので可能でしたが、無理な場合は白のダクトレールにして白で統一した方が良いと思います。
部屋全体のイメージ・天井の色・照明のプラグの色を考慮して、違和感ないカラーで統一できるのが理想ですね。
ダクトレールの取り付け方
ダクトレールは女性でも簡単に取り付けが可能ですが、作業する前に必ずこちらを守ってください。
取り付け作業の前に必ず電気のスイッチを切ること!
何かのアクシデントで感電してしまう可能性もありえます、当たり前のことですが電気を切ってから作業を行うようにして下さい。
手順は以下の通りです。
①スイッチを切って現在使用している照明を取り外します
②ダクトレールの本体に付いている付属のアタッチメントを外して、引っ掛けシーリングに取りつけロックされるまで右に回します。
ダクトレールの本体からアタッチメントを取るには、中央のグリーンの部分を引くと両サイドのグリーンの出っ張りが引っ込むようになっています。(自宅に届いた時は、アタッチメントが本体に取り付けてある状態でした。)
③黒いシーリングプレートをアタッチメントに取り付けます。カチッと音がしたらOK。
④画像ではわからないのですが、アタッチメントの接続端子と本体の接続端子を繋いで、本体を取り付けます。
⑤レールの角度を決めて本体のネジと、レールの両側にあるアジャスターを床と並行になるように締めて天井に固定します。後はお好きな照明をつるすだけ!
ダクトレールの照明を手元で操作したい
ダクトレールに複数のスポットライトやペンダントライトを取り付けた場合、時間帯によって点灯させる照明のオンオフを調整できるのが理想ですよね。
ですが、照明自体に切り替えるスイッチがない場合は、個々の照明のオンオフをリモコンで切り替えできるアダプターとリモコンが販売されています。
照明それぞれにこのアダプターを取り付けます。
こちらのリモコンのボタンに各照明を登録することでオン/オフの切替が出来ます。自宅にある使っていないリモコンでも代用可能です。
販売サイトにはダクトレールに取り付けたスポットライト用とありますが
照明のプラグが下記の形状のものであればスポットライト以外の照明でもリモコン操作で以外の照明でもリモコン操作可能です。
ダクトレールアクセサリー
ダクトレールには照明はもちろんですが、専用のフックを使うことで植物を飾ったり、ファンも取り付けたり、スピーカー取り付けることできるんですよ。
当たり前ですがダクトレール内には電気が通っているので、いわばコンセントのような役割なんですね。
ハンギンググリーン
こちらは専用フックを使ったハンギンググリーン。(私もやりたい!)
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間違ってもダクトレールにS字フックなどで吊るすことの無いように、必ず専用のフックを使用しましょう。
ファン
エアコンの効率をよくしてくれるファンは超軽量なので、もちろん賃貸のダクトレールにも取り付け可能です。
こんな風にホワイトで統一しても素敵ですよね~。
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ファンのオンオフはリモコンで切り替え可能ですが、ダクトレールに通電していないとファンは回らないので、照明に切り替えスイッチが無い場合はファンだけ回すということは出来ません
賃貸にファンなんて永遠に無縁かと思っていたのですが、ダクトレールにこんな使い方があるなんてめちゃくちゃ驚きました。
音が気になるという口コミも中にはありますが、サーキュレーターを買おうかどうか悩んでいるのでこのダクトレールファンはめちゃくちゃ気になっています。
コンセントプラグ
ダクトレールには電気が通っているので、そこにコンセントプラグを取り付けると壁に設置されているコンセントと同様に電源を供給することができます。
コンセントが遠い延長コードがない高い位置に電源が欲しいなんて時に便利です。
こんな感じですね。↓
普段の生活ではあまり天井から電源が欲しいということは無いかもしれませんが、こんな使い方も出来るということも覚えておいて損は無いとおもます。
賃貸OK穴あけ不要/ダクトレールまとめ
賃貸でも穴あけ不要、天井に傷をつけずに照明を楽しむことが出来る簡易ダクトレールの選び方や取り付け方、ダクトレールのアクセサリーに関してまとめさせて頂きました。
わが家の照明チェンジにかかった費用を紹介すると
ダクトレール1本・・・2403円(クーポン利用したので1000円引き)
照明×2・・・2981円×2(こちらもたまたま入手したクーポン利用、電球付きのところで購入出来たのでかなりお得!)
ダクトレール用プラグ×2・・・520円×2個+送料220円(値段交渉で送料を安くしてもらいました。)
合計9620円でよりお気に入りの空間にすることが出来ました。クーポンが無かったとしても12000円以内で出来るんじゃないかと思います。
照明を交換するのって高くつきそうだなぁ、今使っている照明が壊れて使えなくなったっていうわけじゃないしなぁとあまり本腰を入れなかったのですが
照明だけで、しかも1万円以内でこんなに素敵になるならもっと早くやれば良かった・・と心底思いました。
賃貸でも簡易ダクトレールを付けることですごくインテリアの幅が広がるので、部屋の印象を変えたい、もっと可愛い空間にしたい、という方は取り入れてみてはいかがでしょうか?
ここまで読んで下さってありがとうございました。(*’ω’*)
賃貸に長いダクトレールを取り付ける方法はこちら↓