こんにちは賃貸暮らし14年のaricoです。^^
賃貸ということもあり、できるだけスッキリ暮らす為に不要なものは売ったり捨てたりしてこまめに断捨離&無駄な物を貯めない買わないように心掛けていますが
こどもたちも大きくなり(中3と小6)慢性的に収納スペースが足りない・・と実感しています。
そんな背景もありトータルで収納を増やすべく、これまで手を付けなかった洗面所の洗濯機上のスペースに収納を作ろうと決心しました。
この記事では
洗濯機上の収納アイデア 我が家で実際に作った洗濯機上収納の作り方
に関してまとめています。
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わが家の洗面所&洗濯機上スペースの現状
キッチンやリビングは家族や私が過ごす時間が圧倒的に多いこともあり、DIYをするのもかなりの熱が入り頑張っていたのですが
洗面所に関しては賃貸にありがちな残念な洗面台がででん!と構えているので
この洗面台がある限り頑張っても大して可愛くならないだろうなぁ~、という諦めもあり床にクッションシートを敷くだけで満足していました。
ですが今回の目的は収納を増やすこと!
可愛さは二の次でこの場所に入浴・洗濯・掃除に関連するあらゆる物を集約することが出来る大容量の収納を設置することを最優先に考えました。
そして、それらを収納していた廊下にある収納と洗面台下にある収納スペースをすっからかんにすることが目的です。
私が思いついた洗濯機上のスペースを最大限に活かす収納は、洗濯機が下に入るくらいの台(机)を設置して、その上に別で作った棚をのせるという方法です。
上にのせる棚は市販のものでも良いかと思いますが、私はどうしてもイメージ通りに収納したいものがあったので棚も自作しました。
洗濯機上収納/before・after
before画像がこちら。
洗濯機の上に洗濯物をいれるカゴ(カゴではありませんが)を置いていました。
また、洗濯機と洗面台の間の隙間には昔ベルメゾンで購入した隙間収納を置いて、フェイスタオルや家族の下着類、歯ブラシやシェーバーのストックやぞうきん類を入れていました。
洗濯機を下に入れこんだ台(机)を設置した画像がこちら。
塗装前に確認するために設置した時の画像なので白木のままです。洗濯機の上の面が隠されたことで、すごくスッキリした印象になりました。
この上にバスタオルと洗濯物を入れるかごをを置くだけなら十分なくらいの広さなのですが、今回の目的は大容量収納を設置すること。
なので本来の目的通りこの上に置く大容量の棚を作りました。この棚の作り方はこちら↓
台に置く棚がこちら。高さが120㎝くらいあり、ちょっとした食器棚くらいの大きさです。
台の上に置くので出来るだけ軽く仕上げるためにスノコをばらして作りました。背面にも板を貼って強度を出しています。
台の上にのせた画像がこちら。カメラのアングルのせいでかなり遠近がついてしまっていますが、天井近くまでくる高さです。
圧迫感が無いとは言い難いのですがこの点はわかっていたことなので目を瞑ります。
微調整したり配線を整え、最終的に完成して収納した状態がこちら。
バスタオル・フェイスタオル・洗濯ハンガー・メイク道具・美顔器・洗剤類・家族の下着類・ティッシュペーパー・トイレットペーパー・キッチンペーパー、アメニティーのストック、来客用のスリッパ、めったに使わない洗剤などなど、収納したかったものがだいたい全部収まりました。
使い勝手がより良くなるように置き場所を変えたり側面に飾り棚を取り付けて、最終的にこんな感じに落ち着きました。
最上段は使用頻度の少ない物を、その下には日用品のストックを収納。
洗濯が終わったらこの場所で干せるように、よく言えば?ランドリー機能もこの場所にまとめました。
このお陰で洗面台下の収納と廊下にあった収納棚が空いたので、そちらも有効に使うことが出来ます。
洗濯機上収納/台の作り方
洗濯機を下にいれこんだ台(机)の作り方をご紹介します。大きめの棚をのせるので強度を考えて、台(机)はかなり丈夫に作りました。
洗濯機上収納/台の設置について
まず、台の設置方法に関して説明しておきます。この台は画像で見るとわかるように、脚が洗濯機の防水パンのヘリに立つように作っています。
脚を立たせるスペースがなかったのも理由なですが
調べてみたところ洗濯機の防水パンの耐荷重量は100キロ以上あるとのことだったので強度としては十分かと思い、高さを調節してこのヘリを利用することにしました。
ただ、賃貸なので洗濯機の防水パンのヘリに傷がつかないように間に木材を挟んで置いています。
こちらの画像は左側、挟んだ
こちらは右側、こちらはまず洗濯防水パンの高さに合わせて木材をカットし、その上にもう一枚別の木材をのせて水平にしています。
木材のカットは、ほぼホームセンターでお願いしています。
洗濯機回りのスペースって家にによって異なると思うのですが、我が家はこの方法がベストかと思っています。
洗濯機上収納/台の図面
図面というほど大袈裟なものではありませんが、このようなサイズで作っています。
木材はほぼ2×4材を使用していますが、側面の中央部分のみスノコをばらした杉材を使用しています。
洗濯機の上部から台までは7㎝くらいのゆとりがあります。脱水時の振動や、配線やホースを整えるのに最低でもこれくらいスペースが必要です。
こちらは側面のパーツを2枚製作しているところ、2枚出来たら逆さまにして台の天板をのせるために横板で繋げます。
しっかり固定できたらもとに戻して、天板になる部分に2×4材を並べてボンドとビスで固定していきます。
木が足りなくて後回しになっていた側面中央部分も杉材のすのこのパーツを貼り付けて行きます。ここは飾りのような部分なので無くてもOKです。
洗濯機の背面は強度を強くするために横板を一枚、またコーナーには45度にカットした木材で補強しています。
面倒なのですが洗濯機のホースが来る部分やコンセントのコードがくる部分はきちんとカットしておきましょう。こうしておくと壁にぴったり付けることが出来ます。
必要であれば塗装して台は完成です。
念の為、洗濯機の振動が台に伝わり賃貸の壁に傷がつかないように部分的にこのようなクッションシールを台に貼り付けました。
洗濯機の振動がどこまで台に伝わるのか設置するまで心配だったのですが、台が洗濯機に直接触れている箇所は無いので
台自体が振動でグラグラ揺れたり、台が壁に擦れて音がするということもありません。まったく問題なく使用できています。^^
ちょっと長くなってしまうので、台の上にのせたすのこで作った収納棚の作り方は別記事で紹介しています。
台さえしっかり出来てしまえば上にのせる収納は市販のものを組みあわえて自分なりにカスタマイズするのも良いと思います!
洗濯機上スペース/その他の収納アイデア
洗濯機上スペースの有効な活用方法にはいろいろあります。ここではインスタを参考に幾つか紹介したいと思います。
既製品を購入する
洗濯機上のスペースを有効活用する為の便利な商品が多数販売されています。手っ取り早く解決するなら既製品を購入するのが一番早いかと思います。
デザインもシンプルで素敵なものが販売されてますが、お洒落なデザインのものは、やはりいいお値段ですね。
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突っ張り棚を利用する
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既製品では自分の望むような収納が実現しないという場合、一番簡単な方法が突っ張り棒を使用する方法。
ただ、洗濯機の両側に壁がないとこの方法は使えません。
我が家も壁に挟まれているわけではないのでこの方法は無理なのですが、突っ張り棒を使用してこんな風にかごも設置できるのはいいアイデアですよね。
柱を設置してL字金具で棚を作る
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ラブリコやディアウォールなどを使用して天井に板を突っ張らせて柱を作り、洗濯機上のスペースに棚を作る方法です。
ラブリコやディアウォールの向きを壁に対して90度にして板を2枚にすれば(金具も2倍必要です)、棚板の奥行もさらに広くとれて収納力も上がります。
ディアウォールの場合は壁と柱の間に少し隙間が出来てしまいます。
ナゲシレールで棚を設置する
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こちらは、ラブリコと同じ平安伸銅工業さんから発売されている「ナゲシレール」に、チャンネルサポートを使って棚を設置する方法。
「ナゲシレール」はラブリコよりも値段が若干安く、壁に設置する木材も天井まで届く長さを必要としないので、見た目もすっきりした印象になります。
ナゲシレールはかなり幅広い使い方が出来るので、私も幾つか購入したいなぁと思っている商品です。
こちらは棚板の高さをフレキシブルに変えることができるチャンネルサポートと、専用の棚受けブラケット。棚になる木材は自身で準備します。
洗濯機上収納/まとめ
わが家の洗濯機上スペースに設置した大容量の収納やその他の収納アイデアに関してまとめさせて頂きました。
長年、もったいないなぁ~と眺めていた洗濯機上の空間が今はびっしりと収納出来るスペースの変わり大満足しています。
おかげで他の場所の収納にスペースができ、改めて収納を見直す良いきっかけにもなりました。
普通の家具を作るより今回の台を作るのは正直大変だったのですが、今後引っ越して使わなくなったとしても、キッチンなどで使うのにちょうど良い台になってくれるんじゃないかと思っています。
ここまで読んで下さってありがとうございました。^^