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賃貸暮らし

賃貸の家賃値下げ交渉はできる?我が家が成功した体験談をご紹介!

 

こんにちは、賃貸暮らし14年のaricoです。

 

かれこれ14年以上も賃貸に暮らしているのですが、これまで支払った家賃をざっくり計算してみると、1300万円以上になります。

毎月賃料を支払うなら、戸建てを購入するという選択肢がないわけでなかったのですが、家を買うとほぼ永住することになりますよね。。

 

狭さや収納の不満等はありますがローンを抱えることもなく、災害などがが起こっても身軽に引っ越しできる賃貸暮らしはメリットも多いと感じます。

 

そんな賃貸暮らしでもやはり支出の中で大きな割合を占める家賃が安いに越したことはありませんよね。

 

わが家はこれまで2軒の賃貸住宅に住んできたのですが、その両方の物件で家賃の値下げ交渉の成功しました。

ここだけの話ですが同じ賃貸住宅に入居している入居者の中で一番安い賃料で契約させて頂いてます。

 

この記事では賃貸住宅の家賃の値下げ交渉に関して

家賃値下げ交渉の方法や流れ
家賃値下げ交渉のポイント
我が家の成功体験談

をまとめています。

 

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賃貸住宅/家賃交渉の方法・流れ

そもそも、賃貸物件の家賃交渉なんて出来るの?と思っている方も居るかもしれませんよね。結論から申し上げると家賃交渉は出来ます。

 

家賃の値下げを請求する権利は法律で認められています。

借地借家法32条1項 建物の借賃が、土地若しくは建物に対する租税その他の負担の増減により、土地若しくは建物の価格の上昇若しくは低下その他の経済事情の変動により、又は近傍同種の建物の借賃に比較して不相当となったときは、契約の条件にかかわらず、当事者は、将来に向かって建物の借賃の額の増減を請求することができる。

 

なので、家賃の値下げを請求することは場違いなことではありません。ちなみに同じように大家さん側も家賃を値上げする権利があります。

 

ですが、家賃の値下げする権利があるからといって、ぶしつけに「値下げして下さい」と申し出ても相手にされないでしょう。

家賃交渉をするのであれば、それなりの下調べをして値下げ交渉する材料と根拠を揃えてから臨む必要があります。

 

交渉する時の流れとしてはこのようになります。

値下げ交渉の流れ

①現在の家賃・近隣の相場を調査

②管理会社に連絡

③管理会社とオーナーで交渉

④成立したら契約書の更新

交渉する前にやっておきたいことを次で紹介していきます。

 

現在の家賃・近隣相場の調査

家賃の値下げしてもらうには、管理会社からオーナーにかけ合ってもらうことになります。

なので値下げを請求する根拠を明確にして管理会社に伝えることが重要です。それを踏まえて管理会社に連絡する前に事前に行っておきたいことがこちら。

値下げ交渉を行う前に!
  1. 自身が契約している物件の現在の賃料(共益費や駐車場代、敷金や礼金も含めた値段)や過去の賃料を調べておく
  2. 近隣にある物件で同じような間取りの相場を調べておく、
  3. ①または②を根拠として具体的にいくら値下げを希望するか自分の中で金額を決めておく

詳しく見て行きましょう。

 

契約中の物件の現在の賃料を調べる

同じ物件であっても時期によって、また仲介業者によって内容が異なります。

自分が契約している物件に空き部屋があればネットで簡単に賃料を調べることが出来るので、現在どんな契約内容で募集されているのか調べてみましょう。

 

空き部屋が無く募集されていなかったとしても、データの削除が行われていない場合はネットで過去の賃料が調べられる場合があります。

わが家はこのように仲介業者ごとに、募集されている家賃や契約内容を表にまとめました。

仲介業者 家賃 共益費 駐車場代 敷金 礼金 更新料 更新手数料 火災保険
A社 65,000 3,000 5,000 65,000 130,000 0 21,000 20,000/2年
B社 62,000 3,000 5,000 62,000 62,000 0 20,000/2年
C社 62,000 3,000 5,000 62,000 62,000 0 20,000/2年
自身の契約内容 67,000 3,000 5,000 30,0000 0 21,000 20,000/2年

 

わが家の場合は5000円もの差額があることが判明!長く空き部屋があったので賃料が低く設定されていることがわかりました。

 

現在支払っている自分の家賃と比べて差額があれば家賃交渉する余地はありますし、差額がなくても長く住んでいて今後も住み続けたいと思っているが家賃がネックで・・ということを、交渉材料にしても良いかと思います。

 

近隣物件の相場を調べる

自分の住んでいる物件の家賃以外にも、近隣にある同じ時期に建てられた同じような間取りの物件の家賃も調べておきましょう。

相場よりも高いのであればそれを材料に交渉が可能です。

ただ空き部屋が出てもすぐに埋まるような人気物件の場合は、管理会社やオーナー側も強気で家賃交渉をするのは難しいかもしれません。

 

具体的な金額を提示する

契約している物件の現在の家賃や近隣の同じような物件の家賃を調べると、ある程度の相場がわかるかと思うのでその差額が値下げ希望金額となります。

相場を無視した無茶な値下げ請求や、なんの根拠もない値下げ請求では管理会社はまず相手にしてくれないですし、適当なことを言われておしまいです。

 

家賃値下げ成功体験談~わが家の場合~

わが家は過去に2回家賃の値下げに成功しています。たとえ1000円であっても固定費の値下げは家計にはとても大きく、一年間で12000円収入が増えたことになります。

 

その為にも、わが家は下調べをして契約中の家賃と現在募集している家賃とに差額があることを確認したうえで、交渉の際は下記のポイントに注意しました。

。更新時期に交渉する
。交渉はメールと電話を併用する(その後のやり取りはメールでOK)
。管理会社から大家さんにお願いしてもらう姿勢で

 

更新時期に交渉する

家賃交渉する時期に決まりはありませんが、更新時期という節目という時期がべストです。

大家さんとしては退去されると次の入居者を探す手間もかかりますし、家賃収入が減ってしまうのは何よりも痛いハズです。

更新時期を迎えているので交渉次第では入居者が退去してしまうかもしれない・・

それならいっそ少し値下げに応じて、今後も安定的に家賃収入が入る方が賢明と考えてくれる可能性が高くなります。

 

交渉はメールと電話を併用

後から言った言わないで揉めることが無いように、議事録の意味でもメールでやり取りするのが理想です。

ですが、メールだけだと一方的で冷たい印象を与えます。

特に値下げをお願いする交渉なので、最初は電話で気持ちを伝えることも大事かと思い、我が家はメールをしてから電話をして値下げを希望している旨を伝えました。

そして、今後のやり取りをメールでさせて欲しいとお願いしました。

パパ
パパ
お世話になっています。〇〇に入居させて頂いてる○○です。メールを送らせて頂いたのですが、ご確認して頂けましたでしょうか?

 

こうすることで相手のメールの見落としを避けることが出来ます。

また、管理会社に我が家が家賃の値下げを希望しているというバトンが渡された事が明確になり、それに対して何かしらアクションをする必要に迫られます。

 

管理会社から大家さんにお願いしてもらう姿勢で

管理会社は私たちに代わって、大家さんに面倒な家賃の値下げをかけ合ってもらう存在です。

現在の家賃と自分が契約した家賃とで差額があったとしても、管理会社には少しでも自分たちの味方になってあげたいと思ってもらえるような下記の応対を心掛けました。

 

情に訴える

管理会社の方も人間です。

現在の家賃が相場と差額があるという事実のみを提示して家賃の値下げを請求するよりも、効果があるかもと思い、多少なりとも情に訴える為プライベートなことも伝えました。(嘘でもOK。)

パパ
パパ
1年ほど前に転職して給料が下がったのでちょっと更新を悩んでまして・・・、家賃の値下げのお願いがしたくてメールとお電話させてもらいました。

 

今後も住み続けたい意志があることを伝える

現在住んでいる物件がすごく気に入っていて、今後も長く住み続けたいという意志があることを伝えました。

パパ
パパ
日当たりが良くて奥さんも子供もココを気に入ってるので、なんとか家賃を下げていただいて更新を進めたいと思っているんですが。。

そう聞いて大家さんも悪い気はしませんよね。

 

管理会社にお礼を忘れない

値下げ交渉が成立した時はもちろんですが、その過程であってもオーナー様との厄介な値下げ交渉を担当して下さった管理会社の方には、常にお礼の言葉を忘れずに伝えました。

パパ
パパ
〇〇さんが頑張って下さったお陰です!

 

ただ、管理会社に値下げ希望の連絡した時にこのような対応をされることもありました。

管理会社の方
管理会社の方
 そんなこと出来るわけないでしょ!

 

寧ろこういう対応を取られることの方が多いかと思います。

もし管理会社の対応が悪かったり、大家さんにかけ合ってくれる気配が無ければ、我が家はこのように答えるつもりでした。

パパ
パパ
値下げ交渉する権利は法律で認められています。御社でご無理でしたら、オーナーさんに直接交渉した方がよろしいでしょうか?であれば、オーナー様の連絡先を教えて頂けないでしょうか?

 

ここまで言うと、管理会社も何かしらアクションを起こしてくれるのではないかと思います。

値下げ交渉が成立するのが一番ですが、その前に管理会社に動いてもらえるように仕向けるのことが重要です。

ダメ元でも管理会社に動いてもらって、値下げしてもらえたらめちゃくちゃラッキーですよね。

 

このような流れで交渉が進みその結果、我が家は家賃が5000円安くなったんです!

arico
arico
他の入居者の方には口が裂けても言えない・・でも助かる!

賃貸住宅/家賃交渉まとめ

家賃交渉に関して我が家の体験談をもとにまとめさせて頂きました。

我が家も最初に電話をした時はひどい対応だったこともありますが、家賃交渉は法律で認められている権利ですし、値下げ交渉をすることで損をすることはありません

 

たとえ1000円でも値下げしてもらえたら一年で1万2000円もお得になるので、値下げ交渉ってやったもん勝ちかと思います。

わが家が成功したポイントをおさらいするとこちら

家賃交渉ポイント
  • 家賃の相場をしっかりリサーチする
  • 交渉はメールと電話で
  • 管理会社に気持ち良く動いてもらえるように応対する

 

現在は別の賃貸住宅に移り住んでいるのですがこちらでも、入居して2年後の更新時期に値下げ交渉をしたのですが、その時も成功しました。

さらに2年経った昨年に更新時期を迎えたので、懲りずに家賃交渉をしてみたところ・・

管理会社の方
管理会社の方
お宅の家賃が相場のどこよりも安いので無理です

という返事を頂き、納得して諦めました。WW

 

わが家の体験談が参考になれば嬉しく思います。ここまで読んで下さってありがとうございました。

 

 

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