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賃貸diy

食器棚DIY/ラブリコ不要賃貸でも原状回復できる格安な作り方!

 

こんにちは賃貸暮らし14年のaricoです。

賃貸に限らずですが、暮らしの中でここに棚があったらいいのになぁ、棚を取り付けたいなぁというようなことが多々ありますよね。

 

自分のお家ならいくらでも自分の好きな場所に棚を取り付けたり出来るのですが、我が家は賃貸暮らし。素敵なお家の可愛い棚やエントランスにあるニッチなど、賃貸には皆無なのでほんとうに羨ましいです。

 

特にキッチンは作業スペースが狭いこと、そして気の利いた収納が無いことが常々ストレスでした。

借りているお家なので壁に傷をつけずに、なんとかキッチンの収納を増やしてもう少し使い勝手の良いキッチンに出来ないか?いつも考えていました。

 

この記事ではそんな悩み多き賃貸キッチンの

食器棚DIYのbefore/after画像
ラブリコを使わない食器棚の作り方
食器棚の強度

に関してまとめています。

[toc]

賃貸キッチンに食器棚をDIY/bfore・after画像

まず賃貸キッチンに取り付けた食器棚のbefore/after画像から先に紹介したいと思います。

賃貸DIY キッチンのbefore画像

食器棚を設置する前の我が家のキッチンがこちら。可もなく不可もない賃貸物件にあるオーソドックスなキッチン。

賃貸DIY キッチのafter画像

キッチンに食器棚を設置する前にステンレスの吊棚を外して、やってみたかったお気に入りの壁紙を両面テープで先に貼り付けました。(食器棚を設置した後では壁紙は貼れないので貼る予定なら先にやっておきましょう。)

 

壁は油汚れが落ちやすいようなコーティングがされていたのでマスキングテープで保護することなく直接壁紙を貼っています。

たかが壁紙だけど貼ると新鮮で可愛いく、テンション上がります!(*’ω’*)

 

そして本題の設置した食器棚がこちら。1×4材を突っ張らせて柱を5本設置して長さと奥行きの異なる棚板を3枚取り付けました。

また、右側の壁を利用してキッチン小物が置ける棚も取り付けています。

 

食器類を並べるとこんな感じです。

ほぼ毎日使用する一軍の食器たちをこの棚に全て納めることが出来ました。出し入れも非常に楽で子ども達もお手伝いがしやすくなりました。

 

右の壁に取り付けた幅5㎝程度の棚には、キッチンペーパーやラップやアルミホイルなど、ヘビロテするものを収納しています。

手を伸ばせば届く範囲にあり非常に使い勝手が良くなりました。

 

改めて見直すと突っ張らせた柱を白くペイントしたり、壁に貼った壁紙を柱の木材に貼り付けたら、もう少し柱の違和感を無くすことができたんじゃないかと思います。
(また気が向いたらやってみようと思います。^^)



 

賃貸キッチン/食器棚diyの作り方

賃貸の壁に傷を付けずに棚を取り付けるには、どうしても柱となるものが必要になりますよね。

そんな柱を簡単に作ることが出来る優れものとして有名なのがラブリコやディアウォール。

 

 

ラブリコやディアウォールはホームセンターで販売されている2×4材や1×4材と組み合わせて簡単に柱を作ることができる優れもの。

販売された当初はなんて画期的な商品なんでしょう!と思ったのですが、その値段を知ってちょっとがっかりしました。。

とにかく楽に柱を作りたいという方には向いている商品ですが、私にとって値段は重要です。

また、今回私が作りたいキッチンの食器棚はそこまで高さが必要では無かったので、ラブリコやディアウォールを使うにはパーツとしてはデカすぎてどうみても不格好になると思いました。

 

もっと目立たなくて同じような役割をしてくれるパーツが無いものか?そして願わくばもっと安いもの・・っと思いながら、大きなホームセンターを歩き回って見つけたのがこのアジャスターボルト。

このアジャスターボルトを使うことで、今回の食器棚を作ることが出来たんです。

 

ちなみにアジャスターボルトの本来の使用用途はというと

機械や作業台などの脚元に設置し、高さ調節や水平出しなどの用途で使用します。
引用:https://www.d-ad.tech/howto-example/

 

例えば机の脚と地面のがたつきを調整したり、重い自販機をでこぼこの地面にしっかり固定させたりできるのもこのアジャスターボルトが活躍しています。

小さいパーツながら、縁の下の力持ちなのです。^^

 

このアジャスターボルトの機能を天井方向に使うことで、ラブリコやディアウォールのように柱を固定してくれるパーツになってくれます。

 

 

そして、このアジャスターボルトの大きなメリットが2つ!

①値段が安い
②単純にアジャスターボルトが入りさえすれば、材料を選ばない

ひとくちにアジャスターボルトといっても、いろんなサイズや材質のものがあり、高価なものもありますが、私が今回使ったアジャスターボルトはホームセンターで1本200円もしませんでした。

 

そして単純にアジャスターボルトを指し込む面積さえあればOKなので、柱にする木材の太さを自分で選べます。(強度を考えて選ぶ必要はありますが。。)

 

デメリットとしてはラブリコのように工具なしで取り付けることは不可能なのですが、それでも必要なものは電動ドリルくらいです。(ホームセンターでも借りれます!)

ラブリコの価格と比べたらもう最高のパーツなのです!!
と声を大にして言いたいです。(*’ω’*)

 

食器棚DIY/材料

私が食器棚を取り付ける柱に使った材料がこちら。

・アジャスターボルト(6ミリ×40ミリ・台座30ミリ)
・ワッシャー(平座金)・・・上記のアジャスターボルトが入るもの
・すべり止め(100均にて調達)
・1×4材・・・私は1×4材の幅を少しカットして使用しましたが、お好みでOKです。

 

食器棚DIY/柱の作り方

柱の長さを決める

食器棚を取り付ける柱から作って行きましょう。

柱の長さを決めるには、まず食器棚を取り付けたい場所の高さを測ります。私の場合は吊り戸棚の真下からキッチンのステンレスの段差までとなります。

我が家の場合は取り付けてあるキッチンの壁際に段差があったのでその段差を利用して食器棚の柱を取り付けることにしました。

 

このように柱の上部にアジャスターボルトを埋めて、天井部分に突っ張らせるので測った高さから、マイナス3~5㎝して木材をカットします。(アジャスターボルトに長さによって調節して下さい)

 

私は極力ボルト部分を見えないようにしたかったので、取り付けたい高さからマイナス3㎝で木材をカットしています。

柱の長さ=取り付けたい高さ-3㎝~5㎝

 

アジャスターボルトを取り付ける

カットした木材にアジャスターボルトを取り付けるための穴を開けていきます。穴を開ける深さは、使うアジャスターボルトの長さの半分以上は開けておきましょう。

 

ここでどうしても電動ドリルが必要になります。(無い場合はホームセンターでも借りれることが多いです。)

私が使っているのはRYOBIのコードタイプ。DIYする方にはマキタが人気ですが、私にはこれで十分です。価格も手ごろで一台あると便利です。

 

 

この電動ドリで、穴を開けて行きます。私が使うアジャスターボルトの径は6ミリ(M6)だったので、それより小さい直径5ミリのドリルで深さ2㎝の穴を開けました。

最初は直径3ミリくらいのドリルで開けて、その後直径5ミリのドリルに付け替えて穴を開けると開けやすいです。

 

ドリルの開けたい深さの場所にマスキングテープを貼って目印にすると、開けすぎることもありません。

 

穴が開けられたら忘れずにワッシャーを挟んでアジャスタボルトを手で回しながら穴にねじ込みます。

 

ワッシャーは

締め付け部の緩み止め
締め付けた際に広い面積で押さえつけることができる
締め付け面を保護する

目的で使用します。なので必ず使用しましょう。

 

途中、手の力だけでアジャスターボルトが入らなくなったら、ペンチやレンチで上部のナット部分を回すと入っていきます。

 

滑り止め保護シールを貼り付ける

ある程度アジャスターボルトが入ったら、木材の柱の底にあたる部分とアジャスターボルトの天井との接地面に滑り止め&保護用にシールを貼り付けます。

 

これで柱自体は完成です!^^
必要な分だけ柱を作りましょう~、私は5本一気に作りました。

また、塗装したい場合は木材をカットした時点でやっておきましょう。^^

 

 

柱を取り付ける

では出来た柱を取り付けて行きましょう。取り付ける場所に垂直に立ててアジャスターボルトを調節して突っ張らせていきます。

2つあるナットの上の部分を回して突っ張らせます。高さが決まったら下のナットを回してしっかり締め付けます。

ナットは小さなペンチなどで挟んで少しずつ回して締めるのがコツです。

 

柱の真後ろに壁があり、回すスペースが無いのでナットを回すのが非常にやり辛いのですが、これさえ乗り越えれば完成したも同然なので、何とか頑張りましょう。(笑)

 

5本の柱の取り付けが終了。右壁の棚ははしごの形にしてから同じように取り付けています。

この時は必至で頭が回らなかったのですが、保護する為にもアジャスターボルトと天井部分の接地面に薄めの木材を1枚挟むと良かったと思います。

 

棚板を取り付けよう

柱さえ出来てしまえば、後は棚板を取り付けるだけ!

置きたいものを考えて棚板のサイズをカットしてもらい、必要であればやすり掛け&塗装をしてお好みの雰囲気に!

 

私は食器類の高さを考えて3段の棚を設けることにしました。

最上段にはよく使うお皿類を、後の2段にはコップ類や調味料などの見せる飾れるものを並べたくて棚板の幅をカットしてもらいました。

 

並べるものの高さとレイアウトをしっかりイメージして棚板をカットしてもらわないと、設置してからこのコップだけ高さがあって並ばない・・・ということにもなるので、事前にイメージを固めておきましょう。

 

金具はホームセンターでエル字金具を購入して、マットスプレーで塗装しました。
エル字金具は強度を考えてぶ厚めで棚板の幅よりは短いけど、出来るだけ長いものを選びました。

 

棚板を取り付ける正しい順番ってどうするの?と思ったので調べたところ棚板の重さによって、順番を変えるのが良いそうです。下記を参考に。^^

重い棚板・・・柱にエル字金具を固定してから棚板をのせて下からビスで固定
軽い棚板・・・エル字金具に棚板を取り付けてから、棚板ごと柱にビスで固定

 

棚板を全て取り付けることが出来ました。

 

カスタマイズもお好みで

ここまで完成すると、後は自分の使い勝手が良いようにカスタマイズしていきましょう

私はキッチンばさみや輪ゴム、洗い物で使うスポンジやたわし、ゴム手袋を吊るすフックをセリアで購入して取り付けました。

 

また、マグカップを吊せるようにしたりキッチンペーパーホルダーを付けたりと、この工程が一番ワクワクしました。(*’ω’*)

タオルホルダーや、キッチンツールを引っかけるのも良いですよね。

いろんなフックや便利グッズを使って憧れの見せるキッチンにしていきましょう。

 

食器棚の強度に関して

賃貸の壁に棚を自分で取り付けた場合、気になるのがその強度ですよね。

強度は柱の数や取り付ける場所、力加減、棚板を固定しているビスの長さや締め付け具合などによって変わってきます。

 

なのでこの方法で食器棚を作った場合、何キロまでなら食器を置いて大丈夫ということは明言できません。(申し訳ありません。)

 

ですが参考までに私が食器棚に並べている食器類が現時点で何キロあるのか?実際に重さを測ってみました。

 

我が家の食器棚の重さ
一番上の棚 6.9キロ
(棚板の幅と奥行きが一番大きい棚、主に皿類やお椀類を重ねて収納していて、一番重い棚です。)
真ん中の棚 2.3キロ
(調味料や紅茶など、比較的軽い)
一番下の棚 2.4キロ
(コップ類やスプーン・キッチンツールを収納)
合計 11.6キロ

 

実際に棚板にのせて収納している食器類の重さは全部で11・6キロという数値でした。

この数値には棚板の重さは含まれていないので実際は12キロ以上の負荷が柱にかかっていると思います。

 

この食器棚を制作したのは、2018年の4月で設置してから丁度3年経つのですが、柱がグラついたり、食器の重みで棚板がたわんでいるようなことはありません。

たまにアジャスターボルトが緩んだりしていないか?確認するのですがこれまで緩んでいたことはなく、締め直したということもありません。

 

また過去に、震度5の地震もあったのですが何の影響もなく、今日まで快適に使用しています。

これは感覚的な意見になってしまうのですが、まだスペースがあれば食器を置くことは可能な感じです。

 

強度に関しては、実際にやってみないとわからないというのが本音なのですが、目安になればと思います。食器を飾ったり見せたりする目的の収納棚であれば、十分にその目的が達成出来ると思います。^^

 

食器棚DIY/まとめ

ラブリコやディアウォールを使わずに賃貸の壁に食器棚を作る方法を紹介させて頂きました。

アジャスターボルトを使う柱の作り方をマスター出来れば、ラブリコやディアウォールを使わずに、いろんな棚が作れる可能性が広がりますよね。

 

この方法を発券した時、すごい大発見!!!

と一人で大興奮していたのですが、後になってネットで検索すると既に大昔にこの方法でDIYをされている先輩方が何名か居らっしゃいました。(笑)

 

作り方は人によって若干異なりますが、アジャスターボルトを使用して突っ張らせるという方法は同じで、「アジャスターボルト」で検索すればいろんな方の方法が出てくると思います。

 

本をがっつり収納したい!テレビを壁に吊り下げられるほど強度のある柱を作りたい!という場合は、YoutubeのMOKUMOKUチャンネルさんで紹介されている動画がとてもわかりやすくておすすめです!

私も作りたくなりました~。(*’ω’*)

 

長くなりましたが制約の多い賃貸暮らしを少しでも快適に住めるように、これからも試行錯誤していきたいと思います。

 

ここまで読んで下さってありがとうございました。
コメント感想喜びます。(*’ω’*)

 

 

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