こんにちはaricoです。
何の趣味も興味もない我が家の中一の長女が「ギターをやってみたい…」と珍しく自発的に言ってきたので
「こ、これは、良い兆し!!」と思い、入学祝も兼ねて手頃なギターを買い与えました。
初心者なので簡単に弾けるわけもなく、おまけに手が小さいのでかなり苦戦していて、投げ出しそうな雰囲気ですが、頑張って欲しいなぁと思っています。
そんなギターは普段、カバーに入ったまんま部屋の床に直置き…と残念なことになっています。
いつか記事にしたいと思っているのですが、我が家は2LDKの賃貸。こども部屋は7.5畳の洋室の真ん中にチェストを置いて長男と長女で仕切っています。
なので実質、一人分のスペースは3.5畳くらい…。
そこに机と本棚を置いてるので(寝る時はお布団を敷いてます)ほんとに余分なスペースはなく、直置きしてるギターは机に干渉しているので、壁に掛けられるように考えました。
この記事では
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賃貸OKな壁掛けギターフックをdiy
ギターフック本体から作らなきゃ…と思っていたのですが、調べてみるとメルカリでギターフック本体が399円で販売されていたので、それを使うことにしました。
手間を考えると399円なら安いし、何といっても早いので今回はスピードを重視しました。
こちらがメルカリで買ったギターフック。ギターが傷つかないように、ウレタンでカバーされています。取り付け用の専用ネジも付属されています。
このフックを賃貸の壁に直接取り付けることは出来ないので、壁とフックの間に板をかまして取り付けます。
今回も平安伸銅工業さんのナゲシレールブラケットを使って取り付けて行きます。(ナゲシレールブラケットはネットでもホームセンターでも売ってます。)
台座を作る
まず、ギターフックを取り付ける為の台座を作ります。私は家にあった1×4材の端材を10㎝程度の長さにカットしたものを使いました。
ヤスリ掛けして角を落とし、お好きな塗料で塗装します。私はいつもBRAIWAXを使います。
壁にナゲシレールブラケットを設置する
使ったことがある方ならわかると思いますが、ナゲシレールブラケットのアタッチメントを壁に固定します。
この時、台座になるの内側にアタッチメントが収まるようにしたいので、わかりやすいように私は厚紙でガイドを作りました。
ナゲシレールブラケットは一箱に2本のアタッチメントが入っていて、2本使用して荷過重が10㎏までとされています。
掛けるのはギターなので1本でも恐らく大丈夫かと思うのですが、念のため2本使っています。
石膏ボードに刺さる細いピンで複数固定するので小さい穴しか開かず、賃貸でも使うことが出来ます。
抜いた後の穴は、100均やホームセンターで販売されている補修材で埋めれば、退去時も安心です。
我が家はいつもこれを使ってます。↓
話をギターフックに戻しますね。壁に取り付けたアタッチメントにカバーをはめて両面テープをめくります。
塗装して台座になる板をグッと押し当てて、そのまま上にスライドさせてナゲシレールブラケットのカバーごと外します。
外した裏側はこんな風になっているので、アタッチメントを付属のビスで板にしっかり固定します。
中央の塗装していない薄い板は当て木です。この部分に表側からギターフックのビスが打ち込まれるのですが、厚みが足りず当て木をして厚みを足しています。
ギターフックを台座に取り付ける
メルカリで買った板―フックを台座の板に取り付けていきます。
台座の板の中央にラインを引いて、下穴を開けて専用のビスでしっかりと取り付けます。
台座の裏に取り付けてあるナゲシレールブラケットはかなり厚みがあり(約1㎝くらい)真横や真下から見るとナゲシレールブラケットのアタッチメントが丸見えになります。
なので、気になる方は板をプラスしてナゲシレールブラケットが見えないようにして下さい。
私も両サイドは別の板材をボンドで取り付けて、白いアタッチメントが見えないようにしています。
塞いでしまうと壁に設置できなくなるので、下の面は壁に取り付けてから隠して下さいね。
ギターフックを壁に取り付ける
ギターフックを固定した板を、壁のナゲシレールブラケットのアタッチメントに戻します。
上から下にスライドさせてはめるだけ、簡単!
ギターフックの完成です!
直接ギターフックを壁に取り付けるより、板を台座にして取り付けた方なんだか素敵ですよね。
真下から覗くと、ナゲシレールブラケットの白いアタッチメントが見えてしまうので、この部分は設置後に塞ぎます。
たた、この部分はギターフックを外す時のことを考えて、両面テープで軽く付けてるだけにしています。
賃貸OKな壁掛けギターフックの完成
完成したフックにギターを掛けてみます。
全体像はこんな感じです。
だいぶ上の方に取り付けたので、ナゲシレールブラケットのアタッチメントが丸見えになるので、横と下は隠して正解ですね。
台座の板も違和感なく、ギターの茶色と相性が良く寧ろ良い感じではないかと思います。
壁に吊るすことでスペースも取らないし、ケースに入ったままになっているよりも、ちょっと練習しようかな…という気持ちになりますよね。(笑)
心地よいギターの音色が聞こえて来るのはいつになるのか…気長に待っています。