こんにちはaricoです。
お子さんが幼稚園や小学生に上がる時に上靴袋や体操服入れなどの入園・入学グッズを手作りされたママもたくさん居らしゃるかと思います。
私も長男が幼稚園に上がる時はミシンを買い直して、夜なべして手作りました。(笑)
長男の時は入園自体が初めてだったことや下の子が小さかったこともあり、全く余裕が無かったのですが
長女が1年生に上がる頃には少し自分にも余裕が出て来て、体操服袋や上靴袋を作った後に学校で使うお道具箱も作ってみました。
完成当時のお道具箱がこちら。
このお道具箱、特に先生方から「可愛い」と評判で娘がとても喜んで使ってくれていました。
薄めの板を使っていたので、衝撃には弱くフタの方が度々破損して修理しましたが、そんな娘も現在小学6年生。卒業まで持ちこたえてくれそうです。^^
お道具箱のような木箱を作るには、ホームセンターで人気のSPF材だと木の厚みがありすぎるんですよね。
かといって程良い厚みの板がホームセンターに売って無かったり、値段が割高だったりで木材を選ぶのに苦戦しました。
ですが今は100均に常時、程良い厚みの板材が販売されているんですよね。
(6年前はまだ100均にDIY用品が今ほど豊富に売ってませんでした。)
今回はこの100均で売ってる板材でお道具箱を作ってみました。
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100均diy/木製蓋つきお道具箱の作り方
100均で売っている板材で作ったお道具箱がこちら!
知り合いのお子さんがもうすぐ1年生なので、プレゼントも兼ねてお名前入りで作ってみました。英字が入るだけでグッと可愛く、特別なお道具箱になりますよね。
100均diyお道具箱の作り方 / 材料
画像のお道具箱の仕上がりサイズは、フタをした状態で33㎝×25.5㎝×5.5㎝。
A4サイズが収まるサイズで制作しています。
ただこのサイズは一般的な学校の机には大きすぎて教科書が入らなくなるサイズです。
もし、一般的な学校の机に収めるように作りたい場合はフタをした状態での仕上がりサイズを31㎝×22.5㎝×6.5㎝、もしくはそれ以内に収めるように作れば大丈夫です。
ちなみに一般的な学校の教科書を入れるスペースの机の厚みは約7㎝なので(← 学校の懇談時にこっそり測りました。)出来上がりが7㎝以内であれば机に入ります。
使用した100均の板材と道具がこちら↓
材料
【Daiso】板材 → 600mm×6mm×120mm 2枚
角材 → 91mm×9mm×9mm 1本
【Seria】合板 → 45㎝×30㎝ 2枚
道具
・カッターナイフ
・カッターマット
・ノコギリ
・木工用ボンド
・金づち
・釘
・洗濯バサミ
100均diyお道具箱 の作り方/ 材料をカット
Daisoの板材を2枚を下の右図のようにカットします。左側の幅4㎝の板がフタ、右側の幅5.5㎝の板が本体になる材料で、印の箇所は使いません。
また、画像はありませんが、Daisoの角材から5.4㎝を4本取ります。
この板材はノコギリが無くても、両方の面からカッターナイフで切り込みを何度も入れるとカットできます。(私も角材以外は全てカッターでカットしました ♪)
全てカットするとこのようになります。
100均diyお道具箱の作り方 / 組み立てる
カットした材料を組み立てて行きます!
①角材を幅5.5㎝の2枚の板材の端にボンドで固定します。
ボンドが乾くまで放置します
②ボンドが乾いたら反対側から釘で固定します。(釘は13mm×1.6mmの真鍮の釘を使っていますが100均の釘でもOK)
③②の板材と幅5.5㎝の短い方の板材とで長方形を作りボンドで固定します。
④ボンドを乾燥させている間に、Seriaの合板の上にのせて底になる部分に必要な大きさを現物合わせで印をつけて、カットしておきます。
⑤③のボンドが乾燥したら、釘で固定します。
⑥ボンドで本体の底部分を貼り付けます。
⑦ボンドが乾燥したら、各辺の3か所ほど底面側から釘で固定します。
⑧フタの方は角材を使わずに同じようにボンドと釘で組み立てて行きます。
⑨ヤスリで角を落として手触りを良くしておきましょう。
こちらのお道具箱、本体の箱の方には角に角材を入れて補強をしていますが、フタの方には角材を入れていないので強度が弱く、落としたりすると壊れやすいです。
フタの方に強度が出ないことは承知だったのですが、フタの方にも角材を入れてしまうと、フタを閉じた時にユルユルになってしまい使いにくいと思ったので、敢えて角材を入れなかったんです。
なので落としたりして、万が一フタが壊れた場合は、違う場所に再度釘を打って内側からグルーガンで接着するのが手っ取り早いです。(経験済!)
そんな壊れるかもしれないお道具箱は困る…という方は、安心の既製品で。
100均diyお道具箱 の作り方/ 塗装しよう
ヤスリがけをしてボンドが完全に乾くまで1日おいてから塗装します。今回は少し小さめのお道具箱を2つ追加して全部で3つ製作しました。
折角の木製なので木の質感を活かすためにも、塗装は浸透型塗料を使うのがおすすめです。
浸透型塗料は、塗膜を作らず木部に浸透する塗料のことで、木の呼吸を妨げず木の質感を残すことが出来ます。
ちなみに一般的なペンキ類は塗膜を作る塗料で造膜塗料と呼ばれ、衝撃などから保護をしてくれるのですが、木の質感は無くなってしまいます。
私は浸透型塗料でもあるワトコオイルで塗装しましたが、お好みであればペンキ類でも全然OKです。
ペンキなどで塗装しても使い込むうちに塗装が擦れたりして良い味が出そうですよね。
3種類のワトコオイルで塗り分けました。
このお道具箱の蓋にステンシルを施していくのですが、そちらに関しては別記事でご紹介します。