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DIY

DIY/アンティーク風ベンチの作り方 テレビ台や電子レンジ台にも

 

こんにちはaricoです。

私はこれまで自宅を居心地よくしたいと思い様々なことを試みているのですが、その中の一つに家具作りがあります。

結婚する時に、家電とダイニングテーブルとテレビボードは購入したのですが、生活してるうちにこの場所にアレを置きたいとか、この隙間にちょうど入る収納が欲しいとかいろいろ出て来ますよね。

ですが、そんなにうまく収まる物ってそうありませんよね。あったとしても色が気に入らなかったり材質が気に入らなかったり。。

そして良いなぁと思う商品はやっぱり高いんですよね・・^^‘

 

そんな思いが募って家具作りを始めるに至ったのですが、最初はそれはそれは失敗だらけでした。(笑)

ですが、失敗を繰り返した今は自分がイメージするものは概ね、形にすることが出来るようになりました。その中でも今日はベンチをご紹介しようと思います。

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DIYで作るベンチ

ベンチは私が作ってみたかった家具の一つ。自分がもしマイホームを建てることになったら絶対に玄関にベンチを置きたいと思っています。

ですが現実は賃貸住まいなので、玄関にベンチを置くスペースなんて全くないんですよね。(笑)

この時はたまたまご縁があった美容室にベンチを置いてもらえないか提案する為に製作しました。

私が作ったベンチがこちら。背もたれのない至ってシンプルなベンチ。

塗装後のベンチがこちら。

美容室に提案する為に作ったベンチだったので、ついでにオープン/クローズドをお知らせする看板も製作してみました。

ベンチって基本は腰を掛けるものですが、植物を飾ったり店舗であればこのように看板を置けたり、私はイベントで什器として使用したこともあります。

かなりフレキシブルに使えるお洒落度の高いアイテムなのに、製作するのは比較的簡単なんですよ。^^

DIY/おすすめの本

私が家具を作るのに参考にしているのがこちら「丸林さんち」シリーズのDIY本。

ベンチの作り方はこの本の39ページに掲載されている「アンティーク板の簡単ベンチ」の作り方を参考に製作しました。^^


⇒丸林さんちの手づくり家具帖>>

丸林さんちシリーズのDIY本は、アンティークテイストがめちゃくちゃ私好みで、全ての本を買ってしまいました。

 

夫婦でお家も作られているのですが、その間にお子さんが生まれて子育てしながら、仕事もしながら10年かけて自分のお家を作られているんです。すごくないですか!!

 

なんて壮大で素敵な物語なんだろう~、こんな生き方もあるんだ~っと、夢中になって読みました。

今さら、丸林さんちのように家までは作れないけど、読んでるといろんなものが作りたくてウズウズする本です。(*’ω’*)

 

初心者さんには先程の1冊と木工の基本がわかりやすく掲載されているこちらもおすすめです。


⇒丸林さんちのはじめての家具づくりレシピ

DIY/ベンチを作ろう

私が、「丸林さんちの手づくり家具帖」を参考に作ったベンチの作り方はこちらです

DIY/ベンチの材料

座面に使用したのは厚さ180ミリに集成材ですが本当はもっとぶ厚い木材を使用したかったです。(でも高いので諦めました)

それ以外はSPF材を使用しています。参考までに私が製作したベンチの木材の寸法はこちら

・補強木材:30ミリ×30ミリを使用
・脚にある木材:30ミリ×40ミリ×395ミリ
・座面になる木材:240ミリ×910ミリ×180ミリ

脚の長さや、座面の大きさは、自宅の家具を参考にするとわかりやすいです。好きな寸法で作っても作り方そのものは変わりません。

私が製作したベンチはかなり小ぶりなサイズです。

DIY/ベンチの作り方

ベンチの作り方の大まかな手順はこちら

DIYベンチの手順

①ベンチの脚になる部分をカット
②補強材を組む
③脚と補強材を取り付ける
④太鼓鋲でビスを隠す
⑤座面を取り付ける

手順①/脚のカット

ベンチの脚になる角材の脚先部分を斜めにカットします。
私は地道にノコギリでカットしました。

鉛筆で斜めにラインを入れて、不要な角材を定規の要領で鉛筆のラインに当ててガイドにします。クランプで固定するとカットしやすいです。

最悪、脚先をカットしなくてもベンチは出来るのですが、脚の幅が同じだとなんか野暮ったいイメージになります。

製作するのが机であれば、脚先はカットする必要はありません。

 

手順②/補強材を組む

30ミリ×30ミリの角材を下記のように組みます。
座面の裏に取り付けるので、全体の大きさは座面の大きさよりも二回りくらい小さくします。

接着は木工用ボンドで接着してから、下穴を開けて電動ドライバーでビスを打っています。
外から見える部分はダボ埋めすると仕上がりが綺麗です。

 

手順③/脚と補強材を取り付ける

脚先をカットした4本の脚を長方形に組んだ補強材の四隅を取り付けます。


逆さまで作業しましょう。

この時も木工用ボンドとクランプを使用して当て木をして圧着してから、下穴を開けてビスを打っています。

強度を強くしたいのでこの場所は3か所ビス打ちしています。
後からこの部分は太鼓鋲を使ってビスを隠すのでここではダボ埋めはしていません

 

手順④/太鼓鋲でビスを隠す

三か所ビス打ちした箇所を太鼓鋲で隠します。ビスが隠れるように大きめの太鼓鋲をビスの脇から金づちなどで打ちます。(太鼓鋲に傷がつくので、必ず布などで鋲を保護してから打って下さい。)


打ってからあまり可愛くないかも・・と思ったのですが、丸林さんちの本でこの太鼓鋲を使われていたのでチャレンジしてみたかったんです。

 

私はあまり考えずホームセンターでキラキラの太鼓鋲を購入してしまったのですが、こんなアンティーク太鼓鋲にすれば良かったです。雰囲気があって素敵ですよね。


⇒装飾鋲 太鼓鋲 真鍮  アンティークゴールド(税込み213円)>>
  

もちろん普通にダボ埋めしてももちろんOKです。

 

手順⑤/座面を取り付ける

座面の木材と脚を取り付ける最後の工程です。この作業も逆さまで行います。

座面に脚部分を取り付ける前に、座面の裏の中心をきちんと出して各辺から等間隔になる位置に印をして脚を取り付けましょう。

脚に木工用ボンドを塗って取りつけます。

木工用ボンドが乾いて脚が固定されたらベンチをそっと持ち上げて立て、座面側からビスを打ってしっかり固定します。

脚を固定する前に座面にビスを打つ場所が座面側からわかるように事前に印をしておくと楽です。

 

私は四隅と中2か所計8か所ビス打ちして、ダボ埋めしています。

これで完成です。後はお好きな色で塗装しましょう。^^

 

私が塗装に使うのは基本ワトコオイルブライワックスですが、白いベンチにしたいのであれば、自然塗料のバターミルクペイント等は伸びが良くて安全で人気です。


自然塗料バターミルクペイント(水性・乾くと耐水性) 473ml 20色(つや消しペンキ アメリカ・オールドビレッジ社製(税込み1980円)

 

DIY/ベンチの作り方まとめ

ベンチの作り方をご紹介させて頂きました。

私の作ったベンチは残念ながら美容室では使われることが無かったので、自宅で使っています。

最初は玄関すぐの廊下に置いていました。ランドセルや主人の仕事のかばんなど前日に準備したものを置くのにちょうど良くて大活躍でしたが、

 

そこから、キッチンで電子レンジを置く台に変わり、電子レンジが入る収納を製作したので、ベンチは今現在テレビ台になっています。^^

それまで使っていたテレビ台は結婚した時に購入したものだったのですが、埃がめちゃくちゃ目立つ色だったこと、

テレビ台に備えつけられていた引き出しが浅くて使い勝手が悪かったこともあり、だんだストレスになり思い切って処分しました。

今は私が作ったベンチがテレビ台になっています。

 

テレビ台もちゃんと作りたいなぁ~と思っているのですが、まだしばらくはこのベンチで過ごすことになりそうです。^^

ここまで読んで下さってありがとうございました。^^

 

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